田邉淳司一級建築士事務所の田邉代表は、イタリアでも設計の修行を積まれ、幅広い人脈と豊富な経験をもとに、他ではできないお家を提案してくれます。
特に、お客様がなぜお家を建てたいのかに着目してヒアリングをしてくれるので、やりたいことを上手く再現してもらえるお家が建てられると評判です。
この記事では田邉代表のインタビューをもとに、代表の経歴や住宅建築に対する想いなどを詳しく紹介していきます。
もくじ
修行時代を経て独立へ
スタッフ
田邉代表
モダニズム建築を積極的に取り入れている設計事務所で、有名な先生がやっている事務所でした。
おかげで、教会やゴルフ場のクラブハウスなど色んな建物の設計に携わることができました。
スタッフ
田邉代表
その直後、気分転換にイタリアの知らない地域を旅してみようと一人でふらっと旅に出ました。
シチリアや南イタリアを何週間か転々と、バックパッカーみたいな感じで。
衝撃的な出会いにより、再びイタリアで建築修行
スタッフ
素敵な建物で心も癒やされそうです。
田邉代表
田邉代表
そのせいである日、旅行中に降りる駅を間違えてしまったのです。
アルベロベッロという田舎街で、駅は無人でした。
結局、どう計算しても、その日の内に予定の街までは行けないだろうということになり、その田舎街で一泊することにしたのです。
田邉代表
なので、たまたま入ったお土産屋さんで周辺の建物の造りや街のことを色々と聞いていたのです。すると店主が「なぜそんなに色々と聞いてくるのか?」とたずねてきたので、実は日本で設計の修行をしていると説明しました。
そしたら「自分の旦那に会わせるから明日もう一度来なさい」と言われて、言われた通りに行くとジョヴァンニさんという建築家さんを紹介されました。
スタッフ
田邉代表
スタッフ
田邉代表

修行時代のイタリアでの様子
スタッフ
イタリアと日本で違いはありますか?
田邉代表
建物を建てるときには、市役所が介入して街の風土にふさわしい建物かどうかなどを厳しくジャッジしていましたからね。
また、自分も日本で建築士の資格を取って仕事をしていると話したところ、一緒に作業する建築士は「同じアーキテクトだから」とアジア人の私に対して差別もなくちゃんと聞いてくれていました。
スタッフ
田邉代表
おかげで、留学中は師匠自身が信用している方たちにたくさんあわせていただけたので、大変勉強になりました。
国費留学生ビザのおかげで、合法的に週20時間までは実務の仕事ができたのもありがたかったですね。
スタッフ

イタリアで手掛けた建築の様子
田邉代表
当時習った料理は、今でも不定期で仕事の仲間や友人に振る舞うことがありますよ。
スタッフ
田邉代表の人柄も伝わってきます。
田邉代表
建築も料理もその他のことも全部を楽しみたいわけです。
でも、結局は全部が繋がっているとも思っています。
例えば、建築と料理をとってもそうです。
みんなでワイワイいって楽しく食事ができる空間を作りたいからお家が欲しい、というように料理や食卓も建築と繋がりがあります。
だから、お家が欲しくて建てるというより「豊かな時間を過ごしたいからお家が欲しい」という方には、私の考える設計は丁度良いと思いますよ。
スタッフ
田邉代表
今でも現地に友人がいますし、向こうとSNSを通して簡単に情報が入ってきます。
もちろん、向こうのアーキテクト仲間とコラボしようという話はずっとあります。
田邉代表
僕のイタリア人の友だちに、ラフやコンセプトの構築を依頼して、日本の法律に遵守して自分が設計するという提案もさせてもらえます。
住宅レベルで自分たちのような提案が出来るところはなかなかないでしょうね。
独立から16年、田邉代表の住宅に対する想い
スタッフ
田邉代表
おかげさまで、色んな縁がきっかけでお仕事の依頼が入ってきます。
スタッフ
田邉代表
もし、設計だけが好きならどこかの設計事務所に雇ってもらえれば良いわけですから。
でも、自分は大学の時から独立することを視野にいれていました。
人脈はすぐに広げられるものではありません。しかし、BtoCで設計をやっていくには人脈が不可欠です。
今まで関わって来てくれた方たちに本当に感謝しています。
スタッフ
田邉代表
私は食卓建築家になりたいですね。
スタッフ
田邉代表
ご主人が仕事したり、お客さんを通したり、子供が勉強したり、家族の重要な会議や打ち合わせをしたり、様々なことに使われるのが食卓です。
つまり、お家の中で最も公共性が高いところなのです。
だから、私は足腰を据えてお家の中心である食卓からお家づくりを始めます。
田邉代表
スタッフ

田邉代表
自分にピッタリのお家を建てて、やってみたいことに挑戦できる環境がつくれるわけです。
だから、お客様から要望をヒアリングしていくなかでも「何がしたいのか?」だったり「どんなことが好きなのか?」「できれば何をしてみたいのか?」などもかなり深くお伺いしますね。
スタッフ
田邉代表
プレゼンテーションの時まで秘密にしておいて「こんなことがしたいんじゃないですか?」と提案すると「まさか、こんなこともできるの?」と驚いてもらえる機会が多いです。
スタッフ
しかし、お客様に建築のイメージを伝えるのは難しくないですか?
田邉代表
スタッフ
田邉代表

田邉代表が描かれたスケッチ
田邉代表
スタッフ
一緒になってイメージを固めていってもらえるのはありがたいです。
田邉代表
スタッフ
田邉代表
目の前スケッチは僕にとってお客様に信頼をしてもらうための1つのツールみたいなものです。

お客様との打ち合わせで描いた2年分のスケッチ
スタッフ
田邉代表
誰のどんな話でも聞くけど、その人にあった設計やデザインを模索して、その人にピッタリの処方箋をお渡しするといったイメージです。
あまりツンとした感じではなく、気さくにやっていきたいですね。
相談にも気軽に来てほしいです。
口コミ、評判
田邉淳司一級建築士事務所さんでは新築の他にもリフォームの依頼も対応されています。
大掛かりなマンションリフォームにも実績があり、お客様からもお喜びの声が届いています。
家の建て替えでお世話になりました。
未経験の事でわからないことばかりでしたが、質問にも丁寧に答えてくださいました。また、水回り、照明、フローリング、家具、カーテン等々のショールームにもお付き合いいただきプロならではのアドバイスも非常に参考になりました。お陰様で希望通りの家になり満足しております。
コスト意識の高さ
設計士さんが自分で直接管理するからこそ余計な手間を減らす、工事の「種類」を減らすことを気に掛けてくれます。たとえば、私が思いつきで「洗面所の床はテラコッタとかのタイルにしたいなあ」などとつぶやくと、すかさず「そうすると左官屋さんが新たに入ることになりますから、最低10万円は掛かりますよ」と(笑)。低コスト化のための、いろいろな工夫をしていただきました。
見てすぐわかるデザインやセンスの素晴らしさ
見てすぐわかるデザインやセンスの素晴らしさだけではなく、毎日の生活の中で実感出来る、利便性や生活の楽しさを家によって創り出して頂いたことに大変満足しています。
本当に誠実に取り組んでいただきました
私も絵を描くのでわかりますが、ご自分の作品としてこのお仕事に取り組んでいただいていると感じました。それでいて独りよがりな仕事ではないところが素晴らしいと思います。
実家のリノベーションをお願いしました
私が以前旅行で訪れてとても気に入っていた南イタリア・プーリア地方に滞在されていたと伺い、以来イタリアをはじめヨーロッパ各地のお話をよくさせていただいていました。ですので田邉さんには私の好みや趣味を普段からよくご理解いただいて、実家のリノベーションをするのであればぜひ田邉さんにお願いしたいと思っておりました。今回その機会を得たわけですが、何しろ古くて小さい家です。田邉さんのこれまでの実績を拝見して果たしてお引き受けいただけるものなのか正直不安でしたが、とても快く引き受けてくださいました。田邉さんのお仕事はまずとても丁寧です。
引用:お客様の声|田邉淳司一級建築士事務所
引用:houzz|田邉淳司一級建築士事務所
まとめ
田邉代表は、小学3年生の頃に寺社や仏閣を見て「なぜこんな大きな木造建築ができるのだろう」と不思議に思っていたそうです。
幼い頃から建築に興味を持ち、好奇心はやがて海外にまで広がった田邉代表。
イタリアのエッセンスが豊富に詰まった経験からは他の設計事務所さんにはない設計が期待できそうです。
新築、リフォームをお考えの方、ぜひ田邉淳司一級建築士事務所さんに相談されてみてください。
会社名 | 田邉淳司一級建築士事務所 |
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代表者名 | 田邉淳司 |
住所 | 〒158-0091 東京都世田谷区中町5-25-7-105 |
電話番号 | 03-6432-3789 |
公式HP | http://www.tanabe-designoffice.com/ |
営業時間 | 10:00~18:00 | 主な業務 | 建物設計・監理 |
対応エリア | 東京23区・神奈川(千葉・埼玉要相談) |