株式会社山崎ハウス工業

笑顔の山崎社長

住宅の新築やリフォームについて検討していると、さまざまな希望が生まれます。
ただ、小さな希望まで実現できるのは、高い技術力と豊富な経験をもつ職人さんに限られます。

埼玉県さいたま市にある山崎ハウス工業さんは、木造の新築住宅やマンション・ビルも含めた補修工事などを手掛ける工務店です。
長年にわたり磨いてきた技術力とノウハウをもとに、多種多様な相談に対応しています。

そこで、今回は山崎ハウス工業さんの事務所を訪ねて、山崎社長にインタビューしました。
この記事では、山崎社長からうかがった、山崎ハウス工業さんのお客様や仕事仲間に対する思いを中心に紹介いたします。

先代の強い意志により会社は始まった

山崎ハウス工業さんがつくるお家の特徴

スタッフ

山崎ハウス工業さんは、お父様の又男様が始めた会社だそうですね。
どのようなきっかけで御社は誕生したのでしょうか?

山崎社長

親族の経営する会社から、親父が独立したいと言い始めたのがきっかけです。
当時はバブルにより会社が大きく成長した時期でしたが、同時に優秀な従業員が育ってきたタイミングでもあったんです。それだけに、親父は社長の兄弟という立場に甘んじて、役職に居座ることを恥じたみたいですね。

スタッフ

お父様は、会社での立場を自分の力で得た地位ではない、と感じていらっしゃったのですね。

山崎社長

はい。そのときに私も親父に誘われて、伝統構法で木造住宅を建てる仕事を一緒に始めることにしました。
今では公共施設や商業施設などの依頼も受けるようになりましたが、木造住宅がメインであるのは創業当時から変わりません。

スタッフ

御社のホームページに、木材を使用した美しい施工例がたくさん載っているのを拝見しました。それらは創業当時から積み重ねてきた実績なのですね。
ところで、山崎社長ご自身は、お父様と一緒にお仕事を始める前は何をしていらっしゃったのですか?

山崎社長

建築装飾金物の溶接工をしていました。ゴミ箱のフタからホテルのロビーに飾る装飾品まで、何でも自分で作りましたね。
ちなみに、木工も金物も同じ「ものづくり」の分野なので、共通するところが多いんですよ。なので、木造住宅を建てる仕事に移っても、特に問題ありませんでした。
もともと金物屋にいたときから、あちらこちらの現場に行っては建築がどういうものかを肌で感じていましたしね。

スタッフ

金物屋さんの経験は、住宅の建築にも役立っているのですね。

山崎社長

そうですね。
また、金物屋にいたときは、現場を取り仕切る番頭の役目も任されていました。会社と現場をつなぐ調整役を務めたり、お金を管理したりしていたんです。

スタッフ

経営者に必要なスキルを身に付ける機会にも恵まれた、ということでしょうか?

山崎社長

その通りです。経営に携わるうえで、番頭の経験は本当に役立ちました。ですから、金物屋の社長には感謝しています。

お客様との縁を大切にするため、細かな要望にも応える

説明中の山崎社長

スタッフ

先ほどから気になっていたのですが、こちらの物は何ですか?

金属製の置き型看板

山崎社長

渋谷の繁華街にあるレストランの看板です。酒に酔った通行人に壊されてしまったそうで、修理を依頼されました。

スタッフ

お店の方は困ってしまったでしょうね。
それにしても、看板の修理を引き受けたということは、今も金物の仕事を引き受けていらっしゃるのですか?

山崎社長

今でも金物の仕事は続けていますよ。
あくまで住宅施工がメインですが、お客さんとの縁を大切にしたいので、依頼があれば金物の仕事も引き受けています。
縁を大切にしつづけていると、思いもしなかった新たな縁に恵まれる場合もありますしね。

スタッフ

お客様の口コミや紹介が、新たなお仕事につながる場合もあるのでしょうか?

山崎社長

たしかに、そういう場合もありますね。
実は、だいぶ前に広告やカタログ・パンフレットによる新規顧客の獲得を試みたことがありましたが、全然しっくりこなかったんです。
それで、私はお節介を焼いてお客さんに喜んでもらいたいのだと気付きました。こちらから売り込んでいくよりも、舞い込んだ仕事を期待以上の出来でお客さんにお返しするのが、私の性に合っていたんです。
そのときに、一つの仕事をしっかりこなして、新たなご依頼につなげていくのが私のやり方だと確信しました。

スタッフ

まずは目の前のお客様のために全力で仕事をするのが、御社のスタイルなのですね。
ちなみに、引き受ける仕事の範囲は決めているのでしょうか?

山崎社長

経営との兼ね合いはありますけど、基本的には何でも引き受けます。経験したことのない仕事に取り組むのも面白いですからね。
弊社の経験から止めた方がよいと判断できる依頼を除けば、何でも挑戦しています。

山崎社長

たとえば、100年前に建てられて大切に受け継がれてきた蔵の戸を直してほしい、といった依頼を今ちょうど受けています。
ただ、戸に使われていたベアリング(軸受)が大正時代に作られたもので、代替品がありませんでした。
そこで、自分たちでベアリングを再現して修理しようと決めたんです。

修理中の蔵の扉

スタッフ

手に入らないものは自分たちで作ってしまうなんて、まるで下町の工場ですね。
ちなみに、お客様からはいくらほど戴いたのでしょうか? 一から作ったとなると、さすがに費用がかさんだと思うのですが。

山崎社長

お客さんに負担していただいた金額は、材料費に手間賃を少し加えた程度です。
「いくらかかってもいいから直してくれ」と言われましたけど、私はお客さんの足元を見みるような請求はしたくないんです。正直に伝えて、どうしても必要な費用だけお客さんに負担をお願いしています。
弊社を信頼してくださるお客さんを裏切るような真似はできません。

スタッフ

お客様との信頼関係を心から大切にしていらっしゃるのですね。
御社の誠実さがお客様に伝わるからこそ、いつまでも縁が続くのだと思います。

助け合える仲間は、かけがえのない存在

木材を鉋で削る職人さん

スタッフ

会社を経営をするうえで、山崎社長が気を付けている点は何でしょうか?

山崎社長

付き合いの深い仲間を大切にすることですね。たとえば、協力会社や取引先が挙げられます。

スタッフ

住宅を建てるお仕事は、すべての工程を一社で完結できない場合も多いでしょうからね。
協力会社や取引先を大切にしたいと強く思うようになったのは、なぜでしょうか?

山崎社長

不況のあおりを受けて経営が苦しくなったときに、仲間の会社に助けてもらったからです。
こちらの経営が苦しくなって支払いが滞ると、付き合っている会社の多くは本性を表します。仕方のないことですが、やはりショックを受けましたね。
ただ、そのなかにも「支払いを待ちますよ、早く経営を立て直して元気になってね」と言って助けてくれる会社さんもいたんです。

スタッフ

苦しいときに励ましていただいたら、本当に感激しますよね。

山崎社長

うちを助けてくれた会社さんは、私にとって本当の宝物です。
だから、仕事を進めるうえで他社の協力が必要になったときは、当時助けてくれた会社を優先して頼るようにしています。
世の中には安易なコストカットをする会社が増えているので、私自身が信頼できると判断した会社さんでなければ、安心して仕事を依頼できませんしね。
お客さんのためにも、仲間の会社とともに良い仕事をしたいと思っています。

笑顔でインタビューに応じる山崎社長

スタッフ

御社の職人さんは、楽しそうに働いていらっしゃるのが印象的ですね。
従業員の方々にも、何か特別な気配りをしていらっしゃるのでしょうか?

山崎社長

従業員同士が一緒に仕事をしやすい環境をつくるように心掛けていますよ。
特に、今の若い社員には、一人で大変な仕事を抱え込ませないようにしています。その方がやる気も出るでしょうし、みんなでやって短い時間でキチッと終わらせた方が仕上りも良くなりますから。
あと、フィリピンから来ている技能実習生がいるんですけど、彼らが安心して仕事に取り組めるように兄弟で一緒に来てもらっています。

スタッフ

従業員の方々の働きやすさを考えていらっしゃるのですね。
そのように考えるようになったきっかけは、何かあったのでしょうか?

山崎社長

従業員を大切にしたいと明確に思うようになったのは、大手ビルダーさんの下請けを経験したときですね。
実は、10年前に不況のあおりを受けて、会社が倒産寸前まで追い込まれたんです。それで、生き残りをかけて、当時日の出の勢いだったビルダーさんの下請けをやりました。
しかし、下請けの立場で見たのは、建築実務より会社の運営業務を重視する経営でした。会社の利益を増やすために、人件費のかかる熟練工を次々と切り捨て、安くてバリバリ使える若い人材ばかりを集めていたんです。

スタッフ

従業員は単なる労働力としか見られていなかったのですね。

山崎社長

そうなんです。そんな組織ですから、新築から10年経てば営業マンも大工さんも誰一人残っていないし、家に不具合が生じても積極的に対応しません。
今でも似たような経験をしたお客さんから、失敗した、後悔していると弊社に相談があります。

スタッフ

お客様の立場からすると、本当は新築時にお世話になったスタッフに相談したいはずですよね。
なのに、当時のスタッフが誰もいないと聞いたら、ガッカリしてしまうと思います。

山崎社長

そのような経験から、私は山崎ハウス工業を従業員を大切にする組織にしたいと強く思うようになりました。
お客さんに提供した工事に一生責任を持ちたいからこそ、お客さんにいつまでも信頼していただける会社組織をつくりたいと考えているんです。

値段感と坪単価

坪単価:70万円~

木造住宅なら坪単価は70万円~
木造の新築住宅で、坪単価70万円~です。
床暖房や太陽光パネルといったハイクラスの設備を導入すると、90万~100万円程度の価格帯になる可能性があります。

まとめ

山崎ハウス工業の従業員の皆様

「仕事は自分のためにやるものではない。人のため、家族のためにするものだ」

苦しい時期を何度も乗り越えてきた山崎社長の言葉には、重みを感じずにはいられません。

山崎ハウス工業さんは、多くのお客様、協力会社様、そして従業員の方々に支えられて存続してきました。
そして、今では三代目候補を筆頭に若手従業員の方々が、お客様の期待に応えたい、会社を盛り上げたいと考えています。

山崎ハウス工業さんには、お客様の信頼に必ず応えるという信念があります。
新たにお家を建てたい、リフォームしたいといった方は、山崎ハウス工業さんにぜひご相談ください。

会社名 株式会社 山崎ハウス工業
代表者名 山崎 和康
住所 〒337-0026
埼玉県さいたま市見沼区染谷1-140
電話番号 048-686-3554
公式HP http://yamazaki-house.com/
営業時間 8:00~17:00
※日曜日・祝日は定休日
主な業務 新築施工・住宅補修など
対応エリア 関東近郊
※その他のエリアは、要相談