新築で壁面収納を検討している方へ|壁面収納の選び方とポイント

収納スペースを考える時に注目したいのが「壁面収納」。これから住む新しいお家では、壁面収納を活用してオシャレに無駄なく片付けをしたい、という方も多いと思います。
そこでこの記事では、壁面収納を選ぶ時のポイントについて解説していきたいと思います。

人気の壁面収納で賢くお片付け

壁面収納といえば、壁一面に戸棚が並んだお馴染みのタイプから個性的な形の物まで、じつに様々な種類があります。
棚や引き出しが壁面に付いているだけでも壁面収納と呼んでしまうケースがあるので、一般的な収納との線引きは難しいですが、実際に調べてみると色々なメーカーさんで豊富に取り扱いがあります。

大工さんから家具屋さんまで取り扱いは多岐

なお、壁面収納は大工さんにお願いして壁に直接備え付けにしてもらう方法や、家具屋さんに頼んで部屋の大きさごとにオーダーメイドで作ってもらう方法、さらには、突っ張り棒と同じ様な原理で後付けできる既製の商品などがあります。特に、後付けできる壁面収納の種類は豊富で、たくさんのメーカーさんで取り扱いがあります。

壁面収納の例

例えば、大手家具メーカー「ニトリ」さんではスペースに合わせて収納が選べるように、複数のラインナップが用意されています。写真は「ポルテシリーズ」。

引用:壁面収納特集|ニトリ

住み始めてから分かる収納の現実

とはいえ、これだけ壁面収納に需要が集まるのも、多くの方が住みはじめてから収納に悩まされているからなのかもしれません。
最初は物が増えていくイメージがなくても、気づいた時には捨てられない物がたくさんある、なんていうのは誰でも経験したことがありますよね。それだけに、新築のタイミングで収納について考えられるのは貴重なチャンスかもしれません。ぜひ慎重に壁面収納を選んでいきましょう。

失敗しない壁面収納の選び方

壁面収納は、お家の中で散らかり易い場所を把握して適当な大きさの収納を確保するのがポイントです。

リビングの配置はテレビの位置で決まる

なお、一般的には人や物がよく集まるリビングは散らかり易い傾向にあるといわれています。もし、何処を壁面収納にしようか悩んでいるなら、まずはリビングを検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、「リビングはテレビの位置で他の家具の配置が決まる」というご家庭は多いと思います。そのせいもあって、家具メーカーさんが扱う壁面収納には、テレビ台の機能を備えたデザインの物が豊富です。テレビもまとめて収納できる人気の壁面収納は、検討する際に必ず押さえておきたいですね。

「収納が多ければ良い」とは限らない

ただし、「せっかくなら収納がたくさん付いていた方が安心」と思って、漠然と大きいサイズの壁面収納を選んでしまうと後で後悔してしまう恐れがあります。
「実際に買ってみたら思ったより大きくて圧迫感がある」「普段手の届かない所には物が何も入っていない」など、サイズ選びで失敗された方たちの声もあります。選ぶ時にはいくつか種類を見比べてみて、くれぐれも自分にあったサイズを選びましょう。

壁面収納は大きく分けて3タイプ

壁面収納はサイズやデザインによって種類が異なります。主にご家庭で使われている壁面収納は、壁一面に収納スペースがある「ハイタイプ」とテレビ台としてよく使われている「ロータイプ」が主流です。
その他、部分的に収納スペースが壁に埋め込まれている「フロートタイプ」なども人気があります。

1.ハイタイプ

ハイタイプの壁面収納

引用:テレビボード / 壁面収納|Pamouna

大容量の収納が魅力のオーソドックスな壁面収納。部屋の大きさに合わせてオーダーメイドで作るタイプや、突っ張り棒を使って後付けするタイプなどもあって種類が豊富です。ただし、目線よりも高い位置に収納があると、圧迫感が出てしまうケースもあるので選ぶ際は慎重に。

2.ロータイプ

ロータイプの壁面収納

引用:LOWYA PayPayモール店|PayPayモール

種類が豊富で設置も簡単。価格も比較的抑えられるので手軽に収納を取り入れたい時におすすめです。視界が開けるので圧迫感がなく、部屋が広く見えるのも魅力です。ただし、収納の機能はハイタイプに比べると少なくなります

3.フロートタイプ

フロートタイプの壁面収納

引用:テレビボード / 壁面収納|Pamouna

デザイン性が豊かで、お気に入りの雑貨などもオシャレに収納できるのが特徴です。壁掛けテレビを併用すればさらに無駄なく室内がすっきり見えそうです。ただ、設置には施工が必要になります。収納できる重量も限られるので「収納スペースが少ないと困る」という人はお気をつけください。

展示会をしているメーカーもある
収納選びで失敗しないためには収納するイメージを持つことが大事です。せっかく、収納を買ったのに、収納の上にも下にも物が溢れてしまっては意味がないですからね。壁面収納を取り扱うメーカーさんの中には、ショールームなどで収納を展示しているところもあります。ご不安な方は、一度足を運んで実際のサイズ感などを確かめてみるのも良いかもしれませんね。

あなただけのオリジナル収納を作るなら

「収納を大きくしたせいで部屋が狭くなるのは避けたい、だけど自分で収納を選ぶのは不安」という方は、「造作」で壁面収納を作ってもらうのはいかがでしょうか。造作とは、簡単に言うと完全オーダーメイドで作ってもらう、作り付けの家具のことです。

造作の壁面収納

造作の壁面収納の施工例。

引用:造作家具・収納っていくらかかる? どこに頼めばいい? 気になる費用とオーダーのコツ|Suumoジャーナル

今ある物の量やライフスタイルなど、細かい部分を考慮しつつ造り手と相談しながら作るので、造作なら無駄なくあなたにぴったりの家具にしてもらうことができます。設計から素材選びまでとことんこだわる事ができるので、愛着を持って長く使い続けることができるでしょう。

家を建て始める今がチャンス

なお、家づくりを手掛けている工務店さんや建築家さん達の中には、造作を手掛けているところも多いです。また、設計の段階で相談ができれば、ニッチなスペースを活用して素敵な壁面収納を作ってもらうことだってできます。もし、これから新築や戸建てを建て始めるという方は、ぜひ素敵な職人さんにお願いできると良いですね。

壁面収納の施工例

僅かなスペースも収納として有効活用できる。

家づくりの専門家たちが語る熱い想い

なお、当サイトが運営している「コノイエ」では、約500名以上家づくりの専門家さんたちにインタビューをした記事を掲載しています。
家づくりのパートナー選びでお困りの方や、つくり手さん達の建築に対する想いを参考にしたい、という方はぜひご覧ください。

後悔しないために注意すべきポイント

しかし中には、「やっぱり費用面が気になる」という方は多いでしょう。もちろん、使う素材や大きさなど、細かいところまでこだわると費用は高くなります。これは、造作に限らず「フルオーダー」のようにゼロから家の大きさに合わせて家具を作る場合も同様です。

「セミオーダー」も視野に入れて比較しよう

一方、ある程度の規格がある中で、サイズや色などを部分的にオーダーメイドで作る「セミオーダー」という方法も人気です。フルオーダーに比べて費用が抑えられるので、ぜひお見積りの参考にしてみてください。

また、壁面収納の価格は数万円から数十万円と費用幅が大きいです。メーカーさんによっては似たような商品でも価格差があるので、素材や使い勝手などしっかり比較して決めましょう。

参考 セミオーダー家具とフルオーダー家具の違いとは相談家具屋

口コミも事前にチェック

先述したとおり壁面収納の種類は豊富です。素敵な壁面収納もたくさんあります。しかし、中には実際に購入して後悔している方がいるのも事実です。壁面収納の様な大きな家具は、値段もそうですが失敗した時になかなか取り返しがつきません。

収納選びで失敗した結果

購入された方たちの口コミの中には、「ドアを閉める音が極端にうるさい」「思っていた物と色が違っていた」など、色々な声を見かけます。
しかし、結局その内多くの方たちが「我慢をして使っている」というのが現状です。
ネットなどで注文をする場合、実物が見られないケースもあると思います。そんな時は、口コミなども貴重な情報として活用してみるのもおすすめです。後悔しないためにも、購入の際は注意したいですね。

まとめ

この記事では壁面収納の種類や選ぶ時のポイントなどをいくつか解説しました。壁面収納は新築のタイミングだからこそ、しっかり考えて選ぶべき家具です。造作や後付けなど、色々な方法がありますが、きっとご自身に合った収納があるはずです。いっぱい悩んで、ピッタリの収納を選んでください。