「これから新築を建てようと考えてるんだけど、自転車置き場はどうしよう?」
「大切な自転車だから、できるだけ濡らしたくない」
「盗難リスクが少ない自転車置き場をつくりたいなぁ」
「移動が手軽にできる!」と老若男女から人気のある自転車。新築住宅を建てる際には、自転車を大切に保管できるスペースをつくりたいところですよね?
本記事では、そんな悩みに応えられる「新築の自転車置き場のつくりかた」をご紹介します。 この記事を読んで、「新築の自転車置き場のイメージが大体掴めた」と役立てていただけたらうれしいです!
駐輪スペースの目安
新築住宅を建てるにあたり、まず一番初めに把握しておくべきポイントは「自転車のサイズ」です。なぜなら、サイズを確認することで、スペースをどのくらい確保するかを考えることができるからです。また、「何台止める予定になるか」といったこともおさえておきたいところ。
今後「子どもが生まれて家族が増える予定」という方は、お子さんが大きくなった時のことも考えて広めにスペースを確保しましょう。確保するスペースのカンタンな目安はこちら。
台数 | 幅 | 奥行き |
---|---|---|
1台 | 約60cm | 170cm〜190cm |
2台 | 約120cm | 170cm〜190cm |
3台 | 約180cm | 170cm〜190cm |
4台 | 約240cm | 170cm〜190cm |
自宅に自転車置き場をつくりたい方は、上記の表を参考に「将来的にどのくらい自転車を置く予定になるか」を計算してみましょう。
自転車置き場の事例
自転車を置くスペースで考えられるのは、大きく分けて次の2つとなります。
- 家の中
- 家の外
おすすめなのは、なんといっても家の外! 出かけようと思ったら、手軽に自転車に乗ることができるため、ストレスフリーの移動が可能です。
しかし、「雨による自転車の劣化リスク」を考えると、屋根がある「家の中」という選択肢も捨てがたいところ。 ここでは、自転車置き場の事例をカンタンにご紹介します。
家の中の場合
「ロードバイクやクロスバイクに乗るのが趣味」という方は、家の中に自転車置き場をつくるのがおすすめ。
雨による自転車の劣化というリスクを抑えられるほか、「いつでもカッコイイ自転車を眺めることができる」というメリットもあります。 これから新築住宅を建てるといった場合、「あらかじめ自転車のスペースを確保」できる設計を依頼しましょう!
土間
「家の中に自転車を保管したいな〜」とお考えの方は、土間を広くとるのがおすすめです。汚れた自転車でも気にすることなくしまうことができ、屋外の天候を気にすることなく自転車のメンテナンスも行なうことができます。
また、ロードバイクやクロスバイクといったスポーティな自転車の場合、家のインテリアとしても活用できるでしょう。
引用: 土間は我が家の自転車ピット、趣味空間をつくる工夫|ウィザースホーム
ガレージ
「車が趣味」という場合は、ガレージの活用を検討してみてはいかがでしょうか? 車をいじるついでに自転車もメンテナンスできるため「自転車をいつもいい状態にキープできるよ」という声もあるようです。
引用: 徹底的に生成りのビルトインガレージハウス|SUVACO
土地の問題で「車一台しか置けないよ…」といったケースもありますが、比較的広い土地に新築住宅を建てようと考えている場合、「マイカー+自転車」が収納できるガレージの設置がおすすめです。
家の外の場合
シティサイクルやお子様の自転車の場合、気軽に出し入れできる「家の外の駐輪」がおすすめ。屋外でも屋根があるスペースなら大半の雨を防ぐことが可能です。 ここでは家の外に自転車を置く事例を見ていきましょう。
軒下
コストをかけずに自転車を止められるのが、家の軒下を自転車置き場にするメリットです。建物を屋根代わりにできるため、雨が降っても大丈夫。 一方、横からの雨に弱く、自転車が錆びやすいといったデメリットがあるのが難点です。
玄関脇
玄関のすぐ脇に自転車置き場をつくるのはいかがでしょうか?
家を出てすぐに自転車に乗れるため、ストレスフリーな移動が実現できます!
「玄関脇に自転車置き場をつくりたい!」という方は、玄関ポーチを広めにとり屋根となる庇を大きめにつくりましょう。 雨風を防ぐことができるため、自転車が劣化しにくくなります。
引用: シンプルモダンな門周り プラスG ポイントルーフタイプで自転車置き場|景色工房サフラン
サイクルポート
サイクルポートは、ホームセンターなどで普通に販売されています。庭に設置するタイプのサイクルポートであれば、自転車に何かあった場合、いつでも駆けつけることができます。
自転車置き場がない新築の対処法
「新築を建てたけれど、自転車置き場を作るのを忘れていた」という場合でもさまざまな対処法があります。
こちらでは、カンタンな3つの対処法をご紹介するので、ぜひご参考ください。
自転車カバーを買う
最もシンプルな方法が、こちらの「自転車にカバーを掛ける」方法。新築の空いたスペースに置くことで、自転車を雨風から避けることができます。
ただし、この方法の一番の難点は「自転車を使うたびカバーをつけたり外したりするのは面倒くさい」ということ。
他にも、「空いたスペースにポツンと置くことで、盗難が心配」といった問題もあります。
サイクルスタンドを買う
新築に空いているスペースがあるなら、サイクルスタンドを買うのもおすすめです。
車輪止めを設置することで自転車の転倒を簡単に防止することができます。
一方、屋根がないスペースに設置してしまうと、雨風による自転車の劣化が心配です。
上記で説明した自転車カバーと一緒に使うことで、効果を最大限に発揮できることでしょう。
簡易式な屋根を設置する
「自転車を雨から守りたい」とお考えの方は、簡易的な庇(ひさし)を設置するのがおすすめ。
直接的な雨から自転車を守ることができるので、自転車が錆びにくくなります。
ただし、簡易的な庇の場合、横からの雨に弱いのがデメリット。
新築に自転車置き場がないとお困りの方は、今回ご説明した3つの対処法を組み合わせるのがおすすめです。
おすすめサイクルポート3選
サイクルポート(エクステリア関東)
「DIYでサイクルポートを設置したい」とお考えの方におすすめなのがこちら。 衝撃に強い、頑丈な素材を屋根材に使用している本格ガレージタイプのサイクルポートです。DIY初心者の方でもカンタンに設置できるのが魅力的ですね。
サイクルポート(YKKAP)
「冬は雪が降る」といった地域に住んでいる方におすすめなのがこちらです。 ガレージタイプのサイクルポートで耐久性抜群。風にも雪にも強いため、大切な自転車を守るのにとても信頼できる自転車置き場となるでしょう。
引用:商品|amazon
サイクルガレージ(アイリスプラザ)
使わない時はカンタンに折り畳めるサイクルガレージです。 値段も安価で、省スペースで利用できるのがうれしいところ。自転車だけでなく、日よけなどにも使えます。また、お客様が来たとき用の自転車置き場として活用しても良さそうです。
引用:商品|amazon
おすすめ防犯グッズ3選
BKLN TOOLS
約2000円前後とお手頃な振動検知アラーム。衝撃振動を感知すると、大音量アラームで自転車の異変を知らせてくれます。「大切な自転車を外に置くのは心配……」といった方におすすめの防犯グッズです。
引用:商品|amazon
LOCK.COM サドルロック
こちらは、サドルをロックする防犯グッズ。「サドルにブロッコリーが刺さっていた事件」に恐怖を覚えた方は、ぜひ装備したいアイテムですね。
引用:商品|amazon
AlterLock
こちらは、GPSトラッカーと振動検知アラームと通信機能を搭載した防犯グッズ。本体購入のほかに年額3900円のサブスクに加入しなければなりませんが、「高級なスポーツロードに乗っている」という方は加入を検討したいアイテムです。
新築の自転車置場についてのまとめ
本記事では、「後悔しない新築の自転車置き場のつくりかた」をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
自転車置き場は「快適な自転車ライフを送る」ために必要な、大切なスペース。 この記事を読んで「新築に自転車置き場をどうやってつくればいいのかわかった!」とご参考いただければ幸いです。
また、『コノイエ』では、新築住宅を建てる際に役立つ情報がたくさん掲載されています。
「マイホームをこれから建てる」
「新築に関する情報をたくさん知りたい」
そんな方は、本サイトをぜひ参考にしていただけるとうれしいです!