新築にお引越し!家具を買うベストなタイミングとは?

新居に住むなら、「新しく家具を新調したい!」とお考えの方は多いです。 ただ、引っ越し手続きなど色々とやるべきことが多い中、みなさんどのタイミングで家具を購入されるのでしょうか?

本記事では、そんな疑問を解消すべく、家具を買うベストなタイミングについてご紹介します。

新居で生活を始めるにあたり、最低限必要な家具から家具選びのコツまで、丁寧に解説いたしますのでぜひチェックしてみてください。

入居時に最低限必要な家具リスト

まずは、そもそも、新居で生活する際に最低限あったほうがいい家具について、ご紹介します。 下記が、入居時に最低限揃えておきたい家具リストです。

  • カーテンとカーテンレール
  • 照明器具
  • 寝具
  • エアコン

詳しく見ていきましょう。

ベットやエアコンなどは、スペースがとられるため、「早めに買っても、家に置いておく場所がない」といったこともありますよね。

ただ、今は購入時に相談すれば、店舗で保管してもらえるところがほとんどですので、あまり心配される必要はありません。 購入の際には、届け先を新居に、到着日を引越し日に指定して、配送予約をしておきましょう。

カーテンとカーテンレール

新築では、カーテンが必要なのは想像がつくかもしれませんが、意外と忘れがちなのがカーテンレールです。

マイホームは賃貸物件と違い、買主のモノです。そのため、「カーテンレールも買主が好きなモノを選んで、自由にカスタマイズしてください」という理由で、カーテンレールが取り付けられていないんです。

注意
カーテンレールは、建築費用の中に含まれない! 自分で取りつけるか、取り付けてもらう必要あり!

新築用のカーテンを用意せず、「とりあえず、今あるカーテンをつけて生活しよう!」と思っても、カーテンレールがなければ取り付けられないため、注意が必要です。

忘れずに、カーテンと併せて、カーテンレールも用意しておきましょう。

いつまでに用意する?

カーテンを店舗で購入される場合、動き出すタイミングは、引っ越しの2ヶ月前までがベストです。理由としては、新築の場合、窓の形状によりオーダーカーテンを頼まれる方が大半だからです。

日本最大のオーダーカーテン専門店JUST CURTAINによると、大手家具屋でオーダーカーテンを頼んだ場合、10日~2週間が納期でした。

納期や、カーテン、カーテンレール選びにかかる時間を考慮すると、余裕を持って2ヶ月前までには動き出したいところです。

どうやって用意する?

カーテンとカーテンレールを用意する方法としては、オプションで頼む方法と、自分で購入から取り付けまで行う方法があります。 下記は、それぞれのメリット、デメリットをまとめた表です。

方法 メリット デメリット
オプション 手間がかからない
プロが行うため、バランスなど、失敗が少ない
値段が高い
自分で購入→
取り付ける
値段が安い 手間がかかる
見栄えが悪いなど、上手く設置できない可能性がある

オプションで頼む場合、カーテンレールを設置してもらえるため、手間がかかりません。 ただ、自分で購入して取り付けるよりも、費用が高くついてしまうのが難点です。

費用相場は、4LDK、窓10個の場合で、30~80万円です。

反対に、カーテンを自分で購入、取り付けまで行った場合の費用相場は、10万円程度と言われています。

ただ、窓の数が多いと自分で取り付けまで行うのは、大変です。

「レールが水平になっていない」、「変なところに穴を空けてしまった」といった失敗事例も少なくないため、見栄えを気にされる方は自分で取り付けるのはおすすめできません。そんなときおすすめなのが、「カーテン・カーテンレールを購入した店舗で、取り付けをお願いする」といった方法です。

家仲間コムによれば、カーテン取り付け費用の最多価格帯は、"2万円~4万円"ほど。

ニトリなどでは、カーテンレールを購入した場合、追加料金を払うことで出張取り付けまで行っていますので、検討されてはいかがでしょうか?

照明器具

家具と言えるかはわかりませんが、照明器具も入居時にはあった方がいいものです。

入居時になければ夜は真っ暗で過ごさなければいけないので、できれば事前に準備しておきましょう。 ただ、新築の場合は部屋数も多いかと思います。

実際に住んでから、部屋にあう照明器具をゆっくり考えたい」と言った方は、全ての照明を買わず、まずは寝室の分だけ。「残りの部屋分は、入居してから揃えていく」といった方法も、おすすめです。

寝具

入居時には最低限、快適に寝るためのスベースを確保しておきたいところです。当日寝る際の、ベットや布団を準備しておきましょう。

エアコン

夏や冬にはかかせないエアコン。気温に左右されず快適に過ごすためには、ぜひ早めに準備しておいた方がいいモノです。

エアコンを安く買える時期とは?

エアコンの需要は、夏前がピークで、7月末に落ちると言われています。そのため、1番安く買える時期が、8月、9月です。

ただ、エアコンの設置工事は、この時期混み合います。 取り付けまで、数週間待たされる可能性があるため、8月、9月の購入から引っ越しまでの期間が短い場合は、注意が必要です。

8月、9月にエアコンをご購入される方は、設置工事業者に早めに連絡して、「いつ工事が行えそうか?」確認しておきましょう。

エアコンの設置はいつ行う?

エアコンの設置は、引越し前から引っ越し当日までに行うのが最適です。

設置工事は、時間もかかりますし、工事中にゴミも出ます。引越し後に行うとなったら、作業しやすいようエアコンの周りをどかしたり、設置後に掃除をしなければいけなかったりと、色々と面倒です。

入居後でもOK 買って後悔した家具リスト(代表例)

下記は、入居後に準備しても遅くない、家具リストです。

  • テーブル
  • ソファ

本章では、これらの家具を購入して後悔した方の声を一部、ご紹介します。 なお、もっと多くの意見を聞きたいという方は、下記サイトに詳しく掲載されていますのでチェックしてみてください。

参考 買って後悔した家具は?マイナビニュース 参考 調子に乗って失敗!?新築購入に合わせて買って失敗したものは?百聞を一軒に活かす!!百一

テーブル

テーブルは場所を取ります。さらに高額のため、失敗できません。

44歳/専業主婦等

お洒落だと思って買いましたが、実際に使ってみるとあまりモノが置けなくて、使い勝手が悪かったです。

30代/会社員

これまで使っていたイスとサイズが合わなかったので、失敗でした。

ソファ

ふわふわのソファはあれば快適ですが、急いで準備しなければいけないモノではありません。

40代/専業主婦

新築用にソファを勢いで買いましたが、結局ほとんど使いませんでした。

40代/会社員

家具屋さんで気に入って購入しましたが、新居に置いてみたらイメージした感じと違い、しっくりきませんでした。

収納するために必要な棚。今どのくらいのモノをもっているか、しっかり把握していますか?さらに、引き出しを開けた際狭くないかといった、サイズ感覚も重要です。

30代/会社員

収納スペースは広い方がいいと思って大きめのを買いましたが、意外とモノが少なくて、余ってしまっています。

パターン別、おすすめの家具購入時期/メリット、デメリットも

先述では、入居時に最低限必要な家具と、入居後に揃えてもいい家具についてご説明しました。それでは、最低限必要な家具(カーテンとカーテンレール、照明器具、寝具、エアコン)は用意しておくとして、入居後に準備してもいい家具類は、結局いつ購入したらよいのでしょうか?

入居後でもOKということは、入居前でもいいってこと?」「そもそも、具体的なタイミングはいつがいいの?」といった疑問が浮かんでくると思いますが、結論をお伝えします。

結論
家具購入のベストなタイミングは、その人の思考や生活状況により異なる!

ずばり、家具購入のベストタイミングは、人によって異なります。 そこで、本トピックでは思考パターン別に、おすすめの家具購入時期をご紹介します。

どちらの思考により近いかという視点で、考えていただければ幸いです。

入居後に買うのがおすすめの人は?

  • 部屋のレイアウトやデザイン、雰囲気など、こだわりが強い。
  • 入居してしばらくは、最低限、生活ができればいい。
  • 実際に住んでから、ゆっくりイメージを固めて、後悔のない家具を選びたい。

上記の考えに近い方は、必要最低限の家具だけそろえて、入居後、徐々に家具を増やしてくのがおすすめです。

メリット 家の雰囲気をつかめる
モノとモノとの感覚、動線を考えやすい
デメリット 家具が揃うまでは不便

実際に住んでから家具を購入することで、「思ってた感じと違った」、「全体的な統一感がない」といった失敗をしにくいのがメリットです。 デメリットとしては、テーブルがないため代用品として「折りたたみテーブル」を使うなど、「家具を手に入れるまで生活がしづらい」といった点が挙げられます。

入居前に買うのがおすすめの人は?

  • そんなに見栄えに、こだわりはない。
  • 新生活は万全な状態でスタートして、ゆっくり過ごしたい。
  • 忙しいので、少しずつ揃えるよりは、一気に家具を購入してしまいたい。

上記項目に当てはまる方は、テーブルなど生活にあった方がよいものは、入居前に全て購入、入居日にまとめて搬入してしまうのが、おすすめです。 下記に、長所と短所も挙げておきます。

メリット 必要な家具類が全て揃っているので、入居当日から快適に過ごせる
デメリット 間取りなど、事前の採寸に時間がかかる
想定していたイメージと実際に配置したときで、ギャップが生まれやすい

では、入居前に購入する場合の、ベストなタイミングはいつ頃でしょうか?

入居前に購入するなら、引っ越しの3ヶ月前がオススメ
カネカ家具の店員さんによると、入居日の3ヶ月前がオススメだそうです。 ソファなどの家具は、お客様から注文をもらってから造り始める場合がほとんどで、完成までには1~2ケ月かかるんだとか。 家具選びに悩むことを考えたら、余裕を持って入居の3ヶ月前が最適、という考えです。

なお、まとめて買う場合は、単品で買うより出費を抑えられることが多いです。 そのため、あまりこだわりがなく、「事前に安く家具を購入して、ライフスタイルをすぐに確立させたい!」といった方は、まとめ買いをするといった方法もあります。

ネット通販サイト家具350などは、1ヶ月前の購入であれば商品を預かってもらえるため、興味のある方は確認してみてください。

後悔しないために!家具選びでチェックしたいポイント

最後に、家具を選ぶ際に確認しておきたいポイントをご紹介します。

部屋のサイズに合った家具を選ぶ

家具を購入する際に忘れてはならないのが、部屋のサイズを正確に把握することです。 各部屋の大きさをしっかり測って、「部屋に家具が入らない」、「サイズが大きくて、想定していた場所に置けない」といったことがないようにしましょう。

部屋のテイストを決める

ナチュラル系、北欧系など部屋全体の雰囲気をどうするか明確に決めて、テイスト(雰囲気)に合った家具を選びましょう。

下記は、30種類のインテリアスタイルが掲載されたサイトです。まだ決められていない方は、ぜひ下記サイトで、お気に入りのスタイルを見つけてください。

参考 【好みのテイストはどれ?】お部屋を彩るインテリアスタイル30種類を総まとめ!マンションジャーナル

また、優柔不断な方はインテリアタイプ診断という、自分にあった部屋のテイストが診断できるサイトもあるので、ぜひ試してみてください。

ちなみに、携帯に好きなテイスト画像を保存しておけば、店員さんへ相談する際などもイメージが伝わりやすく、おすすめです。

重視したい家具をメインに選ぶ

部屋のテイストが決まったら、まずはお気に入りの家具、メインにしたい家具を1つ決めましょう。 気に入った家具が1つ決まれば、あとはその家具に合わせて他のアイテムを選ぶだけ。

やみくもに選ぶよりも部屋の統一感が出やすく、おすすめです。

新築で家具を買うタイミングについてのまとめ

本記事では、入居時、最低限必要な家具や、家具を買うおすすめのタイミング等、色々とご説明させていただきました。

新居に住む際は、家具の購入以外にも色々とやるべきことが多く、バタバタしがちです。 ぜひ、「まずは必要な家具から、徐々にあったほうがいい家具を購入」というように、計画的に準備をすすめてスムーズな新生活を送りましょう。

著者情報

コノイエ編集部

コノイエは、東京都港区に本社を置く株式会社アールアンドエーブレインズが運営するオウンドメディアです。累計80,000人以上が利用する「解体無料見積ガイド」の姉妹サイトとして、住宅関連コンテンツを発信しています。人が生活する基本となる「衣・食・住」の中でも、コノイエでは「住」にフォーカスして独自の情報をお届けします。

監修

中野達也

一般社団法人あんしん解体業者認定協会 理事
解体工事業登録技術管理者
公益社団法人 日本建築家協会(JIA)研究会員
一般社団法人東京都建築士事務所協会 世田谷支部会員

静岡県出身。日本全国の業者1,000社超と提携し、約10年間で数多くの現場に関与。自身でも解体工事業登録技術管理者としての8年間の実務経歴を持つ。現在では専門家として、テレビ番組をはじめとする多数メディアに出演。これまでに一般家屋はもちろん、マンション、ビルなど様々な建物の取り壊しに従事し、工事を行いたい施主、工事を行う業者の双方に精通している。また、大手から中小まで様々な規模の住宅メーカーへの販促支援、コンサルティング事業に携わり、住宅購入者心理の理解を深める。家を「壊す」ことと「作る」ことの専門家として、全国の提携パートナーと共に家をとりまく様々な問題に取り組んでいる。

出演メディア
ひるおび!(TBS系列)、情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ系列)、バイキングmore(フジテレビ系列)、他多数...

当協会の運営サイト「コノイエ」は、工務店・ハウスビルダー・建築家・建築設計事務所等の500以上のインタビュー記事を掲載。また、新築・建て替えを検討中のユーザーにとって有益となる情報を発信しています。
当協会は、建て替えに伴うお住まいの取り壊しのご相談を年間で2,500件ほど承っており、各地域の住宅関連会社の情報が集まります。今後も「コノイエ」では、新築ユーザー様の発注先や評価、住宅関連会社様への独自インタビューといった当協会ならではの独自のリアルな情報をお届けします。


新築・建て替え時の
解体費用ぐっと安く
6社無料一括見積り

解体工事をぐっと安く無料で6社見積比較!

電話で無料相談(フリーダイヤル)

0120-978-124

お電話の受付時間 8~20時(土日祝も対応)