【新築住宅】結露対策に効果的な3つのポイント!

「えっ。朝起きたら、窓がびちゃびちゃになってる……」

寒い時期の窓がこんな感じになることってよくありますよね?
新築住宅は結露しにくいといっても、状況によってはどうしても発生することも。

今回はそんなイヤ〜な結露を防ぐために、めちゃくちゃ効果的な3つのポイントをご紹介!

結露の発生は「空気中の水蒸気量」「室内と外気の温度差」の2つが大きく関係しています。

結論を先に述べると、結露を防ぐには下記3つのポイントが重要です。

1.室内を除湿する
2.窓の断熱性を高める
3.水蒸気が発生しない暖房器具を選ぶ

結露は家の寿命を縮める要因になるだけでなく、シックハウス症候群を引き起こす原因にもなります。

せっかくの新築なのに、「結露が原因でカーテンや家がカビだらけ……」「ダニやカビのせいで子どもにアレルギー反応が出てしまった」といったことは避けたいですよね?

ここからは3つのポイントについて詳細を述べていきます。ぜひ参考になさってくださいね!

1.室内を除湿する

結露対策でまずはじめに行ないたいのが『除湿』です。というのも、結露は室内の湿度が高すぎることが主な原因。そのため、除湿し結露が起きにくくなる状況を作りだす必要があります。

結露のない快適な生活を送るには、「湿度をコントロールする意識」が非常に重要。

ここからは、湿度のコントロールに役立つ「設備やアイテム」を解説していきます。

24時間換気システム

『24時間換気システム』とは、窓を開けなくても室内の空気を循環できるシステムのことです。近年は高気密性の建物が多く、住宅の中に空気がこもりやすくなっています。そうなるとさまざまな健康障害につながる「シックハウス症候群」の発症リスクが高まることに。そのため人の健康を守るという観点から、2003年以降の住宅にはすべて24時間換気システムの設置が義務づけられています。「これから家を建てる」という方は、24時間換気システムを特別オプションで頼む必要はないためご安心ください。

シックハウス症候群とは
近年、住宅の高気密化が進むに従って、建材などから発生する化学物質などによる室内空気汚染と健康被害が指摘され、それらは『シックハウス症候群』と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざま。人に与える影響は個人差が大きく、同じ部屋にいるのにまったく影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。
24時間換気システム

24時間換気システムを設置している住宅

引用:24時間換気システム 戸建住宅用|Panasonic

除湿機

梅雨時や冬季には除湿機を室内に設置するのが効果的です。特に「家族の服を室内干しする」といったときにかなり活躍してくれます。湿度が高い環境下ではダニが繁殖しやすいので、上手に活用していきたいですね!

おすすめの除湿機については、「ビックカメラ.com」さんが詳しく説明しています。「興味がある!」という方は下記リンクをぜひご参照ください。

除湿機

除湿機

引用:除湿機のおすすめ10選【2021】梅雨の部屋干しも冬の結露対策もおまかせ|ビックカメラ.com
参考 除湿機のおすすめ10選【2021】梅雨の部屋干しも冬の結露対策もおまかせ | ビックカメラ.com除湿機のおすすめ10選【2021】梅雨の部屋干しも冬の結露対策もおまかせ | ビックカメラ.com

サーキュレーター

結露対策には、サーキュレーターの設置も有効。
窓付近にサーキュレーターを設置する」「部屋の中心へ向けて風を送る」といった工夫を行なうことで、効率よい空気の流れを生み出すことができるアイテムです。

おすすめのサーキュレーターについても「ビックカメラ.comさん」が詳しく説明しているため、興味がある方は下記リンクをぜひご参照ください。

サーキュレーター

サーキュレーター

引用:サーキュレーターのおすすめ18選 静音・首振りなど人気商品を紹介|ビックカメラ.com

参考 サーキュレーターのおすすめ18選 静音・首振りなど人気商品を紹介 | ビックカメラ.comサーキュレーターのおすすめ18選 静音・首振りなど人気商品を紹介 | ビックカメラ.com

湿度計

結露を防止するためには室内の湿度を40%程度に保つのが理想的。そのため、結露が起こりやすい部屋には湿度計を設置するのがおすすめです。湿度計があると、「今ちょっと湿度が高いな」といったときに、状況に応じた対応がとりやすくなります

湿度計

湿度計

引用:温度計・湿度計・環境測定器|シンワ測定株式会社

2.窓の断熱性を高める

「これから家を建てる予定」という方は、窓の断熱性にもこだわりたいところ。結露は「室内と外気の温度差」によって引き起こります。そのため、断熱性を高めて「室内の温度を外に逃さない」「外の冷気を室内に入れない」家にすることが重要。

具体的には、下記2つの対策が大切です。

窓ガラスを複層ガラスにする
樹脂サッシにする

換気や除湿を効果的に行なうためにも、断熱性はできるだけ高めたいものです。

それでは、ここからはポイントの詳細を解説していきます。

複層ガラスにする

窓ガラスを複層ガラスにすると、断熱性が高くなり冷気の侵入を大幅に防止できます。複層ガラスは「真空ガラス」や「高性能ガスを封入した複層ガラス」の導入がおすすめです。より高い断熱効果があるため、結露に強い新築を実現できます。

複層ガラス

複層ガラス

引用:“日本の窓を、変える。”LIXILの窓|株式会社LIXIL

樹脂サッシにする

断熱性と気密性が高い『樹脂サッシ』も魅力的です。熱伝導率がアルミサッシと比較して約1000分の1の樹脂サッシは、室内の暖かさを逃さず、外気の冷気を室内へ伝えにくくします。

また、防音効果がある点もうれしいところ。子どもやペットの賑やかな声や音を外へ漏らさないため、余計なご近所トラブルを招くこともありません。

窓まわり

断熱性が高い窓を選びましょう。

引用:窓まわり|株式会社LIXIL

3.水蒸気が発生しない暖房器具を選ぶ

暖房器具の種類にも気を配りたいところです。というのも、暖房器具は機器によっては燃焼時に燃料とほぼ同じ量の水蒸気が発生してしまいます。水蒸気が発生する暖房器具を選んでしまうと、室内の湿度が常に高い状態になり結露が発生しやすい家に。

水蒸気の発生は暖房時に燃焼するかどうかで決まります。燃焼を必要とする暖房器具は、室内に排ガス(一酸化炭素・PM2.5)も発生させるため注意が必要です。

ただし、外の空気を使って燃焼し、排気を外に出す「FF式」「非開放型」の暖房器具は、灯油やガスを燃料に使っていても室内に水蒸気は発生しません

現在の機密性が高い住宅において、開放型ファンヒーターなどの使用は一酸化炭素中毒になる恐れがあります。自宅の暖房器具の種類について、目を光らせておきましょう。

水蒸気が発生する暖房器具

水蒸気が発生しやすい暖房器具は下記の3つ。

  • ファンヒーター
  • 石油ストーブ
  • ガスストーブ

水蒸気が発生しない暖房器具

水蒸気が発生しない暖房器具は下記の3つです。

  • 電気ストーブ
  • パネルヒーター
  • エアコン

大切なのは「換気システム」「暖房」を上手く組み合わせて、家全体の湿度と温度を一定に保つこと。水蒸気が発生しない暖房器具を選び、結露が起きにくい家にしましょう。

補足:結露のメカニズム

家の土台や柱を腐らせる原因になる結露。
ここでは、そんな恐ろしい結露のメカニズムをカンタンにご紹介します。
結露防止の知識にぜひお役立てください。

表面結露

窓や壁に水滴がつくことを表面結露といいます。窓だけでなく、温度が下がりやすい部屋のコーナー部や家具の裏側、人のいない部屋などにも表面結露は発生します。表面結露はかびやダニの発生源。ぜんそくやアレルギーの要因にもなるため注意が必要です。表面結露を防ぐためには、断熱化や除湿によって壁や天井の表面温度を下げないことが大切になります。

内部結露

内部結露は水蒸気を含んだ暖かい空気が断熱材の内部に侵入し、温度低下で飽和水蒸気量が超えたときに発生します。この状態が長く続いてしまうと、やがて土台や柱を腐らせる原因に。内部結露を防ぐためには、室内の湿度を40%前後に保つことが大切になります。

補足
住宅の品質確保の促進法等に関する法律』では、主な構造材の瑕疵について、10年以内であれば施工者の責任で補修する義務を定めています。「結露対策を徹底しているのになぜか家が結露する……」といった事態が起きた場合、一度「施工者にお問い合わせ」してみるのもよいでしょう。

結露対策グッズ

「新築だけど結露に悩まされている」
「家を建てて数年経ってから急に結露が増えてきた」

こんな悩みを抱えている方は、「結露対策グッズ」を試してみるとよいでしょう。
ここで紹介しているグッズは、ホームセンターにいけばすぐ手に入るものばかりです。

それでは、結露対策に使えるおすすめグッズをご紹介します。

結露キーパー

窓ガラスに高分子ポリマーの透明吸水膜をつくって、水だれを防止するアイテムです。「これ一つで全て解決!」というものではなく、あくまでもこれは補助。室内の「除湿」をしっかり行なった上で使用しましょう。

結露キーパー

結露キーパー

引用:http://shop.kokusaikagaku.com/?pid=50874005|国際化学工業

また、上記以外にもたくさんの結露防止スプレーがあります。気になる方は下記リンクを参照し、自分にぴったりの結露防止スプレーを見つけましょう。

参考 結露防止スプレーのおすすめ人気ランキング10選【防カビ効果も!】 | mybestmybest - おすすめ情報サービス

断熱窓ピタシート

窓ガラスに貼るだけで断熱・暖房効果がアップするアイテムです。結露しにくくなり、吸水もしてくれます。「寒い地域に住んでいて、どうしても結露する日がある」といった方におすすめです。

マドピタシート 結露抑制&吸水

マドピタシート 結露抑制&吸水

引用:マドピタシート 結露抑制&吸水|株式会社アール

結露吸水テープ

窓からしたたり落ちる結露を残さずキャッチできるアイテムです。外から見てもおしゃれな両面絵柄入りなのがうれしいところ。汚れたら水洗いして再使用できるのも大きなポイントです。

結露吸水テープ 吸着タイプ

結露吸水テープ 吸着タイプ

引用:結露吸水テープ 吸着タイプ|株式会社アール

結露取りワイパー

素早く水滴を集め、カビの原因となる窓の結露をキャッチできるアイテムです。ビショビショのガラスもスパッとキレイにできるので、持っておくと便利。お風呂の水滴取りにも活用できます。

結露取りワイパー

結露取りワイパー

引用:山崎産業 結露取りワイパー|amazon

内窓の設置

また、リフォームで『内窓』をプラスするのも効果的。窓ガラスを二重に設置することで、ガラスとガラスの間に空気の層を作り、冷たい外気を室内に伝わりにくくします。結露の原因を大きく断つことができるため、費用対効果が高い結露対策です。

窓を内窓・二重窓にリフォーム

窓をリフォームした住宅

引用:窓を内窓・二重窓にリフォーム!内窓・二重窓の交換費用や基礎知識について|PATTOリクシル

まとめ

この記事では、結露対策で知っておきたい3つのポイントをご紹介しました。

梅雨時や降雪時など「外気も湿度が高い状態」のときは、換気だけで除湿するのは難しくなります。そのため、除湿機の購入はマストといえるでしょう。また他の役立つアイテムを併用することで、室内の湿度コントロールがしやすくなり、生活の快適さはグッと上がります。

家と健康は一生ものです

「あったら便利かも」というアイテムは積極的に使用し、「いつまでもキレイなお家」を目指していきましょう。

また、本サイト『コノイエ』では、新しく家を建てる上で役立つヒントをたくさん掲載しています。

「新築住宅を建てる上で知りたい情報がある」
「理想の新築にしたいから、いろいろ情報を集めたい」

そうお考えの方は、ぜひこちらの記事も参考になさってください。

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