新築の工事が進み外構工事を依頼するにあたって、「どんな門柱にしよう」と迷っているあなた。玄関周りは常に人の目に触れる場所だからこそ、門柱もしっかりこだわって決めたいですよね。
この記事では、門柱の種類や特徴、費用の目安など、門柱に関するお悩みに対して色々な門柱を取り上げながら解説していきます。
この記事を参考にしていただければ、きっとあなたもご自身に合った門柱の探し方が分かるはずです。ぜひ、最後までご覧ください。
門柱には「機能門柱」と「造作門柱」の2つがある
門柱は、大きく分けると「機能門柱」と「造作門柱」の2つがあります。「機能門柱」は、メーカーさんが製品として作っている門柱。「造作門柱」は、ブロックなどを積み上げて一から作る門柱のことを指します。
それぞれの特徴やメリットについて、まずは機能門柱から詳しく紹介していきます。
予算に合わせて好みの門柱を選ぶなら「機能門柱」
機能門柱は、外構工事に必要な建材を扱うさまざまなメーカーさんが作っています。そのため、豊富な種類の中から好みの門柱を選べるのがポイントです。
価格は、約2万円から20万円を超える物まで幅があります。また、オンラインショップなどで幅広く取り扱いがあるので、予算に応じて手軽に取り寄せることができます。
機能門柱を作っている大手メーカー
以下は、機能門柱を扱う代表的な大手メーカーさん8社の、Webカタログやホームページの資料をまとめた表です。どの会社さんも魅力的な商品をたくさん取り扱っています。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
会社名 | 資料へのリンク |
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YKKap | |
LIXIL | |
三協アルミ | |
TOSHIN | |
UNISON | |
エクスショップ | |
オンリーワンクラブ | |
パナソニック |
機能門柱の特徴をさらに詳しくチェック
では続いて、実際にどのような機能門柱があるのか、メーカーさんの商品名や値段とあわせて、特徴ごとにいくつかご紹介していきます。
人気の売れ筋商品から選ぶ
シンプレオシリーズ|YKKap
まず初めにご紹介するのは、YKKapさんの「シンプレオシリーズ」です。このシリーズの門柱は、シンプルなデザインと低価格が特徴。エクステリア通販の専門サイト「Gstyle」で、今一番売れている門柱です。(2022年10月現在)
参考価格 | 21,100円~38,280円(税抜) |
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価格は2万円台からとリーズナブルですが、標準仕様でも十分な機能性が備わっています。4つのカラーバリエーションから、好きな色が選べるのも嬉しいポイント。
機能門柱の多くは、標準的な仕様に加えてオプションが多数用意されているケースが多いです。ライトやポストがオプションになっている場合もあるので、注意して見てみてください。
機能性と便利さから選ぶ
フレムス|三協アルミ
機能性に特化した門柱をお探しなら、三協アルミさんの「フレムス」のような門柱を検討されてみてはいかがでしょうか。この門柱は、表札やインターホンはもちろん、照明、ポスト、さらに宅配ボックスまで、色々な機能を備えた門柱です。
参考 商品特長|宅配ボックス付き機能ポール フレムス三協アルミ
参考価格 | 167,900円~ |
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なお、機能門柱に備え付けのライトは、自動で点灯したり消灯したりするタイプと、手動でスイッチを入れるタイプがあります。ちなみに、ご紹介した三協アルミさんの「フレムス」は、オプションで自動点灯にバージョンアップできる仕様です。
機能門柱の中には、わずかなスペースで取り付けられるものがあります。むしろ、限られたスペースで取り付けられる点では、機能門柱を検討してみるのも良いでしょう。
デザイン性の豊かさで選ぶ
シャローネシリーズ|YKKap
機能門柱の中には、個性的なデザインの物もたくさんあります。例えば、YKKapさんの「シャローネシリーズ」は、ヨーロッパの伝統的な街頭をイメージして作られた門柱です。おしゃれなデザインは、洋風な外観のお家と相性が良さそうです。
参考価格 | 167,900円~(税抜) |
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メリシリーズ|セキスイデザインワークス
セキスイデザインワークスさんの「メリシリーズ」は、北欧のバルト海をイメージして作られた門柱です。天然の無垢材を使うなど、デザインだけでなく素材にもこだわって作られています。高級感のあるレトロなデザインの門柱が、お家の外観をより引き立ててくれそうです。
参考価格 | 182,600円 |
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豊富な種類の中から、好きな門柱を予算に合わせて手軽に選べるのが、機能門柱の一番の魅力です。あなたもぜひ、豊富なカタログからご自身にあった機能門柱を選んでみてください。
自分だけのオリジナル門柱を作るなら造作門柱
造作門柱は、形や素材などにこだわってゼロから作り上げていくのがポイントです。「他にはない、世界に一つだけの門柱にしたい」という方は、造作門柱を検討してみてはいかがでしょうか。ここからは、造作門柱のプランを考える時のポイントについて、いくつかご紹介していきたいと思います。
外観との組み合わせで一体感が増す
造作門柱は、外壁とのバランスも考えてイメージしていくのがポイントです。例えば、門柱にも外壁と同じ色や、近い色を取り入れると一体感を持たせることができます。
しっかりとバランスが取れた、存在感のある造作門柱にしたいですね。
素材にこだわると個性的な印象に
タイルやレンガ、ガラスなど、こだわりの素材が入れられるのも、造作門柱の大きな魅力です。
機能門柱と違って大きさや形に制限がないので、自由な発想で楽しみながら考えられると素敵な門柱がつくれそうですね。
表札やポストなど、機能にこだわった門柱
機能門柱なら、オプションの範囲内でしか選ぶ事ができない照明やポストも、造作門柱なら一から好きなものを選ぶ事ができます。
一つひとつ、お気に入りの材料や形を取り入れて、想い入れのある門柱に仕上げたいですね。
造作門柱は、機能門柱に比べて手間や時間が掛かる分、細部まで自由に考えて作ることができる大きな魅力があります。「細部までこだわって想い出に残る家造りをしたい」という方は、ぜひ造作門柱を検討してみてください。
新築の門柱選びについてのまとめ
表札に名前が刻まれた門柱は、まさにお家の「顔」になります。
せっかくなら妥協せず、しっかり納得して決めたいですね。まずは、Webカタログやメーカーさんのホームページ、実際に門柱を造作された方たちの作品などを見て、ご自身にあった門柱をイメージしてみてください。