家づくりより大変!?建て替え時の仮住まいの見つけ方・選び方

お家の建て替え・大規模リフォームをするときには、工事期間中の仮住まいが必要ですね。 「賃貸住宅は巷に溢れているのだから、すぐ見つかるよね!」と、楽観的に考えている方もおられるでしょう。

しかし、仮住まい探しは意外に大変!できるだけ余裕をもって探しはじめてほしいのです。

こんなに大変だよ、仮住まい探し

実は、建て替え経験者が「一番大変だった!」と振り返ることも多い、仮住まい探し

いったい何がそんなに大変なのでしょうか?

短期間で借りられる物件がない!

仮住まい探しをはじめるとすぐに、短期で貸してもらえる物件がなかなかないことを思い知るでしょう。

そう、賃貸物件は基本的に2年契約で、貸主側からすると「せめて半年から1年は借りてほしい!」というのが本音です。

入居者が入れ替わるごとにしなければならない原状回復工事や、借り手探しのための広告費の負担、その他の手間を考えると、短期貸しはオーナーさんにとって、利益につながりにくいのです。

ペット可物件となると、もっとない!

不動産屋さんで「数ヶ月だけ借りたい」と告げただけで担当さんの顔が曇り、さらに「ペットがいて…」と告げると、「ないですね!」と断言されてしまったという体験談もありました。

「短期間借りられるペット可物件」という条件は「人間だけ」の場合よりもはるかに選択肢を狭めてしまいます。

さらにペット可物件でも「小型ペットのみ可」という場合も多いのです。大型犬がご家族にいる方、物件探しを急ぎましょう!

マンスリーマンションはほとんど単身者向け!

マンスリーマンションは家具家電つきな上に月単位で借りられるので、仮住まいには最適なのですが、間取りがどこも1Rや1K、単身者向けのお部屋ばかりです。

お部屋もコンパクトにつくられていることが多く、建て替えの荷物を持ち込むとなると、仮住まいの選択肢となりえない物件がほとんどでしょう。

やっと見つけてもらえた…が!びっくりするほどの築古物件

短期で借りられる物件があまりにも少ないことに気付かされたあなた。

「条件に合う物件が2件だけ見つかりましたよ!」という不動産屋さんの電話にホッとした…と思ったら、「半年間も住めるかなぁ…?」と思ってしまうような築古物件ということも。

選択肢がほとんどない中、見つかるのは築古の、クリーニングもされていない物件ばかり。「ここに住むしかないのか…」と、どっと疲れを感じてしまう頃でしょう。

条件を緩めればあるにはあるけど…

物件の条件をかなり緩めてみても、ぶつかるのは

子供の通う保育園、学区域から 遠い、遠すぎる!

初期費用と毎月の家賃が 高い、高すぎる!

という問題です。経験者のみなさんの辛さがひしひしと伝わってきますね。

そう、仮住まい探しはこんなにも茨の道なのです。楽しみにしていた建て替えを「考え直そうかと思った」という体験談もあったほど。本当に大変だったのですね。

仮住まい探しのポイント

それでは次に、仮住まい探しをするときのポイントについて見ていきましょう。

仮住まい、探しはじめるタイミングはいつ?

仮住まいは、できる限り余裕をもって探しはじめ、いくつかの候補を見つけておきたいところです。しかし、あまりに早くから物件を見つけても、入居までに物件を押さえておこうとすると賃料が発生してしまいます

仮住まい探しで苦労をされたみなさんの意見では「工事開始日の2ヶ月くらい前から探すといい」という意見が多く見られました。

仮住まいを選ぶときにはこんなことも頭に入れて

  • 仮住まいは広めで選ぶ

    「仮住まいに荷物を入れてみたら思ったよりもギューギューで、急遽レンタル倉庫を借りた」という方もいました。 しかし、レンタル倉庫の月額料金もなかなか高くつくものですよね。それならば、仮住まいの部屋を1部屋多く借りて倉庫としてしまったほうが、引っ越し作業もスムーズに進みますし、倉庫を借りるよりもお得な場合があります。

  • 「建替引越パック」で荷物が預けられる?

    引越し業者さんの中には、建て替えをする人たちに向けて家財の保管サービスを行っているところもあります。

    特に、ヤマトホームコンビニエンスの建替引越パックでは、5か月間もの間、荷物を好きなだけ預けられます

    引っ越し料金は他社より割高かもしれませんが、荷物を預けられれば、仮住まいを広めに借りずに済み、荷物に囲まれることなく快適に過ごせそうですね。

    (※2019年6月11日現在、建替引越パックはサービスを一時休止しているようです。利用する際はこちらのページでサービスが再開されているか確認しましょう)

  • 仮住まい先にインターネット環境はある?

    築古物件には、インターネット回線が引かれていない場合もあります。必要であれば物件探しの条件としておきましょう。 「築古でもいいかと思ったが、ネット回線を引く工事に2か月かかるのでやめた」という方もいました。

  • 仮住まいには敷金礼金・仲介手数料など、多額の初期費用が必要

    体験談では、敷金(家賃2か月分)、礼金(1か月分)、仲介手数料(1か月分)が必要だったという声が多く見られました。 しかし中には、敷金礼金(各家賃2か月分)、2年未満退去で違約金(2か月分)、仲介手数料(1か月分)、火災保険料(1年分) がかかったという方もおられました。短期間で部屋を借りるとは、こんなにも不利な立場なのですね…。

  • 短期入居の場合、一括払いを求められることもある

    仮住まい期間の家賃と初期費用、仲介手数料などを、すべて入居前に一括で払ってほしいと言われたという体験談もありました。 一括払いを求められるケースは稀かもしれませんが、頭に入れておくとよいでしょう。

諦めないで!仮住まいの探し方

仮住まい探しの大変さを知ると、「条件に合う住まいなんて本当に見つかるんだろうか…」と不安になってしまいますね。でも大丈夫!苦労された経験者のみなさんも、最終的にはいいなと思える仮住まいを見つけておられました。最後に、仮住まいの探し方について見ていきましょう。

ハウスメーカーの物件を紹介してもらう

ほとんどのハウスメーカーでは仮住まいを用意するまでのサービスは行っていません

しかし、大手ハウスメーカーの中には、自社で管理している賃貸物件を格安または無料で貸してくれるところもあります。これからハウスメーカーを選ぶようなら、仮住まいのことについても聞いてみるとよいでしょう。

ただ、都心部など地域限定であったり、空きがほとんどないなどで、ハウスメーカーから物件を借りた方の体験談は見つけられませんでした。

街の不動産屋さんに行ってみる

建て替えのときの仮住まいは、なるべく近所で探したいものですよね。そんなときに頼りになるのが街の不動産屋さんです。

ただ、不動産屋さんごとに担当者さんの雰囲気は違い、短期入居では「見つからない」と一蹴する人も、「難しいですが探してみましょう!」と熱意を見せてくれる人もいます。

いい担当者さんが見つかれば、何軒もの物件のオーナーさんと交渉してくれ、いい物件を紹介してくれるでしょう。また、不動産屋さんでは、インターネット上で紹介されていない掘り出し物件が見つかる場合もあります。

大手賃貸サイトで検索してみる

またご自身でも、SUUMO(スーモ)LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)などの大手賃貸サイトで希望の物件をピックアップし、ピックアップした物件をしらみつぶしに問い合わせていきましょう

結局は不動産屋さんも同じように物件を探して、オーナーさんに交渉してくれています。大変なように思えますが、街の不動産屋さんを何軒も渡り歩くより手軽で、希望の物件を見つけるにはうってつけの方法だと言えます。

「問い合わせてみたら、意外にもオーナーさんがOKしてくれた」という体験談もありました。オーナーさんによっては初期費用も安くでいいと言ってくれることもあります。

UR賃貸住宅は空いてる?

(参照:UR賃貸住宅ホームページ

建て替え経験者の方の中に、UR賃貸をおすすめしている方もいました。なんとUR賃貸住宅は、短期入居も可、敷金は2か月分かかりますが、礼金なし仲介手数料もかかりません

月々の家賃は少し高めですが、初期費用がぐっと抑えられ、お部屋もある程度広いため、建て替え時の仮住まいにもぴったりなのです。建て替え時にUR賃貸を借りた方は、敷金もほとんど返ってきたそうです

ただ、人気物件のため空きが少なくなっているようです。お近くにUR賃貸住宅があるなら、空き状況を調べてみるとよいでしょう。

参考 UR賃貸住宅UR賃貸住宅

仮住まい専門の仲介業者さんに相談する

また、仮住まい探しを専門にしている業者さんも存在します。短期貸しのみの物件を取り扱っているなど、普通の賃貸サイトよりも物件が見つかりやすいかもしれません。

テンポラリーハウス(敷金礼金、仲介手数料それぞれ1か月分ずつ)

東京・神奈川・千葉などの地域限定ではありますが、一戸建ての物件も多く取り扱っている印象で、大手ハウスメーカーとの取引も多いとのことです。

参考 仮住まい専門【テンポラリーハウス】仮住まい専門【テンポラリーハウス】

テンポラリーハウスで仮住まいを借りた方のブログ記事を見つけました。貴重な生の声ですのでぜひ訪ねてみてくださいね。

参考 東京で仮住まいを探す~住友不動産の賃貸マンション~ ともぞー。のマズイものでは太らないぞ!~その②~

大東建託のマンスリー賃貸(敷金礼金、仲介手数料なし)

大東建託のマンスリーマンションは広めの間取りも多く取り扱っているようです。ハウスメーカーの担当さんから「仮住まいは大東建託で探せば見つかりますよ」と教えてもらったとの体験談もありました。

参考 マンスリー(短期)賃貸 | 家具・家電付き短期プランDK SELECT

また、必要に応じて家具家電も使用させてもらえるそうです。

まとめ

仮住まいは、我が家が新しく生まれ変わるのを楽しみに待つための空間でもあります。短期間でも快適に過ごせる住まいを見つけたいですね。

できる限り時間に余裕をもって、条件にぴったりの物件を探しましょう。素敵な住まいが見つかりますように。この記事で参考にさせていただいたブログ記事を、ごく一部ですがご紹介します。

参考 リノベーションでの仮住まい探しは難しい!物件選びと探すコツフツーの主婦と世の中のこと 参考 仮住まい探しはひと苦労。短期ではなかなか借りれない!思ったより費用が!さくらこマンション 参考 仮住まいクロは家にいる

貴重な体験談を書き残してくださり、ありがとうございます。生の声は何よりも為になりますね。みなさまもぜひ訪ねてみてください。

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