建て替えでのお祓い、するかしないかは『あなた』次第!

家のお祓い

古くなった家を建て替える際に、お祓いをするべきか悩んでいませんか?
また、業者からお祓いをすることをすすめられたが、イマイチ分からずお困りの方は多いでしょう。

家の建て替えにおいてお祓いをするかしないかで迷っている方は、この記事を読んで決断しましょう!

なぜお祓いをするのか

建て替えにおいてのお祓いは、主に2つあります。
古いお家を解体するときに行うものと、新築の工事をするときに行うものがあり、お祓いの意味も異なるのでしっかり理解していきましょう。

解体工事の際に行う「解体清祓」

家を解体する際に行うのが「解体清祓(かいたいきよはらい)」です。
これまで無事に過ごさせていただいた感謝を伝えるとともに、家を取り壊すことのお許しを得て、解体工事がすみやかに無事終了するように祈願するものです。
お供え物として、米、酒、塩、水、野菜や果物を準備する必要があります。

解体清祓の依頼先 神社
所要時間 30分~1時間程度
祈祷料の相場 2~3万円
祈祷料(きとうりょう)
お祓いをして頂いたお礼のこと
参考 家を解体する前に「お祓い」はするべき?費用やお祓いの流れについて - 解体工事の情報館解体工事の情報館

新築工事の際に行う地鎮祭

新しく家を建てる前に行うのが「地鎮祭(じちんさい)」です。
土地を守る神様にその土地を使用するお許しをいただき、工事の安全と生活の平安を祈願するものです。
お供え物として、米、酒、塩、水、野菜や果物を準備する必要があります。

地鎮祭の依頼先 神社
所要時間 30分~1時間
祈祷料の相場 2~3万円
参考 地鎮祭とは? 必要なものや費用など、知っておくべきポイント | 住まいのお役立ち記事住まいのお役立ち記事

お祓いをするかしないかの判断基準

もし、工事中や住みはじめてから事件や事故が起きた場合に
「あのときお祓いをしなかったから……」
と後悔してしまうのなら、お祓いはしたほうがいいです。

最近では、地鎮祭を行うか行わないかを聞いてくれる施工会社が多いため、実際にお祓いをしている人の割合を聞いて参考にするのもひとつです。
ちなみに建築関係者によると、注文住宅では8割の方が地鎮祭を行っています。

お祓いをしなかったからと言って工事が適当になることはありません。
施工側は、工事を無事に終わらせて、建てた家でその人の生活が幸せに送れるよう望むことに変わりはなく、ベストを尽くすだけなのです。

お祓いをするべきか決めるものは家以外にもある

家を建て替えるときにお祓いをするか悩むべきものは、なにも家だけではありません。家の中や外にあるものに対して、お祓いをしたほうがいいものがあります。

神棚

最近は神棚を飾る家庭も徐々に減ってきましたが、一定以上の年代や神仏に信仰心のある家庭では、神棚を飾っていることが多いでしょう。

神棚は、神社でいただいたお札を家の中で大切にお祀りする場所で、先祖の霊を供養することで神となって子孫を守ってくれるといわれてきました。
そのことから、お祓いを怠った場合に「タタリが気になる」という方が少なくありません。

魂が宿るものを移動したり壊したりする前に「魂抜き」を行い、家の建て替え後に新しい場所へ魂を入れ戻す「魂入れ」を行うことが必要であるといわれています。

神棚のお祓い依頼先 神社
所要時間 10~15分程度
祈祷料の相場 魂入れ魂抜きともに1~3万円(合計で2~6万円内)
参考 青森県八戸市 三嶋神社FAQ■神棚について■青森県八戸市 三嶋神社FAQ■神棚について■

神棚を処分することも視野にいれる

神棚を取り換える時期は人によって5年や10年それぞれありますが、建て替えとともに神棚を新しくすることや処分をお考えの場合は別の方法があります。

  • 神社で祈祷後、廃棄処分してもらう
  • おふだを神社へ返納し、神棚本体をお焚き上げしてもらう
  • 粗大ごみとして処分
  • ※自治体によっては引き取ってくれないところもあります。
    お住まいの自治体にお問い合わせください。

    神社によって基準が違うので、まずは近所の神社へ相談してみてください。
    共通のルールがなく扱い方がいろいろあるので、なかなか自分で決めるのはむずかしいと思います。
    専門である神主からの指示であれば、迷うことなく整理することができるでしょう。

    参考 神棚を処分する3つの方法:ご祈祷は必要か? | 「仏壇・位牌の整理」をしたい人向け、お役立ち情報サイト「仏壇・位牌の整理」をしたい人向け、お役立ち情報サイト

    仏壇

    仏壇は、ご先祖様や仏様の家として祈りを捧げるもので、基本的には勝手に移動するのはいけないこととされています。
    家を建て替えるとなると、家が完成するまでの仮住まいで暮らすことになるため、移動せざるを得ません。
    その場合は、神棚と同じように「魂抜き(閉願供養)」「魂入れ(開眼供養)」を行います。
    魂抜きを行うことで「ただの物」になるので、もし引っ越し途中に破損することがあってもご先祖様に対して失礼にはあたりません。

    仏壇のお祓い依頼先 菩提寺(ぼだいじ)
    所要時間 10~15分程度
    祈祷料の相場 魂入れ魂抜きともに1~3万円(合計で2~6万円内)
    菩提寺とは
    先祖の墓があり、葬礼・仏事を営む寺

    中古物件に仏壇があった場合

    他人が住んでいた古家付き土地を購入し、建て替える方も多いでしょう。
    その場合の処分方法をご紹介します。

  • 仏具店に処分を依頼する
  • 参考 仏壇 処分 のクマダ | 全国対応、一律料金の安心サービス
  • 粗大ごみとして処分
  • ※自治体によっては引き取ってくれないところもあります。
    お住まいの自治体にお問い合わせください。

    神棚や仏壇を家に置いてお祈りを捧げていたということは信仰心があるからこそです。
    神仏に対して想いが強い方はされたほうがいいでしょう。

    井戸

    新しく家を建てる際に、井戸があることで「想像していた広さの家が建てられない」ことや、単純に「井戸が不要になった」ことで井戸を埋めようとしている方は多いと思います。
    昔は水が貴重だったため、井戸は生活の一部としてかけがえのない存在でした。
    しかし、井戸には水の神様が宿っているといわれており、人が一方的に井戸を埋めたあとに不幸が多々起きてしまうため、よくないとされています。

    参考 水の世界と人の世界|水の話|フジクリーン工業株式会社水の世界と人の世界|水の話|フジクリーン工業株式会社
    井戸のお祓い依頼先 神社またはお寺
    所要時間 20分程度
    祈祷料の相場 1~3万円

    お祓いをせずに井戸を埋めた体験談

    井戸は、家や神棚、仏壇と比べて、お祓いを怠ったあとに不幸が起きてしまう話をよく聞きます。
    調べてみると、お祓いをせずに井戸を埋めてしまった人に起きた体験談がありましたので、参考程度に読んでみてください。

    【体験談その1】

    『迷信ではありません。私の隣家に住んでるご主人は、井戸を埋めて
    数ヵ月後に、事故で亡くなってます。
    自分の親戚では、井戸を埋めてから半年以内に家族全員が事故や
    病気で実際に病院に長期入院しました。
    迷信では無いと思います。ちゃんと祈祷してもらっても、起こるときは
    起こるようです。無理に手を加えずに共存させて温存する事が、安全
    な手立てだと思います。』

    引用:御払いをせずに井戸を埋めると祟りがあるそうですが、迷信だと思いませんか?|Yahoo!不動産

    【体験談その2】

    『・兄が心を病んで介護職を辞職…引き籠りに。

    ・父の右膝に水が溜まるようになり吸引手術数回…原因が不明。

    ・私は突発性難聴で入院。回復の見込みなく念願の職コールセンター辞職。

    ※一部抜粋

    引用:かりんさんのご相談|風水相談

    井戸の息抜き

    神社またはお寺によりますが、お祓いをしたあと井戸を埋める前に「息抜き」を行うときもあります。
    「息抜き」は、井戸を潰さず小さなパイプを挿すことで、「井戸の神様が出入りができるようする」「井戸から発生するガスを放出する」役割を担います。

    参考 井戸を埋めるならお祓いが必要?祟りが怖いならまずコレを読んで! |生活の知恵袋 YOSEMITE

    お祓いするならどこに頼めばよいか

    やると決まれば、実際に近くの神社やお寺に問い合わせてみましょう。
    場所が近ければ出張費用もそこまでかからず望ましいです。

    祈祷料が明確な神社4選

    費用の相場は分かっても、具体的な祈祷料が気になりますよね。
    すべての神社やお寺が、祈祷料の記載を必ずしているとは限りません。
    解体清祓、地鎮祭を行っており、かつ、『祈祷料が明確になっている神社』のみをまとめました。
    実際の祈祷料を見比べることで、近隣神社との比較もしやすいでしょう。

    産泰神社

    群馬県前橋市下大屋町にある『産泰神社』
    祈祷料は2万円~
    参考 外祭・出張祭典|産泰神社産泰神社

    古熊神社

    山口県山口市古熊にある『古熊神社』
    地鎮祭の祈祷料は3万円~、その他は1万5千円~
    参考 出張祭典 | 古熊神社古熊神社

    まとめ

    お祓いをするべきと感じていても、「忙しくて時間がない」「お金をそんなにかけたくない」と思っている方はさらに悩んでしまうでしょう。
    すべてのものに対してお祓いをするとなると結構な金額と時間を要しますので、ご自身が「お祓いをしたほうがいい」と感じるものだけでも良いと思います。

    まずは、一緒に住んでいるご家族や親戚と話し合いをし「絶対にするべきお祓い」に優先順位をつけて考えてみましょう。
    また、周りに建て替えのときにお祓いをした人がいれば体験談を聞いて参考にすることで判断しやすくなると思います。

    後悔のない建て替えができるといいですね。